為替証拠金取引とはのカテゴリ
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それは金融ビックバンから始まった
資産を日本円だけでもつのは危険だというお話をしました。しかし、外国投信も外貨預金も、多くの手数料を取られ、最善の選択ではないこともお話しました。
では、それに勝る運用方法とは何でしょうか?
それは、「外国為替証拠金取引:通称FX」です。
ニュースの終わりなんかで「今日の東京為替市場、終値は、1円安の1ドル115円となっております」なんて、コメントされている、あれです。「え~っ。難しそうだし、リスクも大きそうだからできないよ」何て声も聞こえてきそうですが、正しく運用すれば、これほど効率のよい投資はありません。
あなたの身の回りでも株取引を行っている人はいますよね。それでは外国為替証拠金取引を行っているひとはどうでしょうか?あまりいないかもしれません。実は1984年4月の金融ビックバン以前、個人投資家に市場は開かれていなかったのです。金融ビックバンにより、おいしくて銀行に独占されていた市場が自由化されたのです。これを使わない手はありません。
外国為替証拠金取引(FX)で、普通預金程度の利益を出すのなら、ほとんどノーリスクです。定期預金程度の利益なら楽に達成します。外国投信以上の結果を出すのも容易でしょう。
しかし、この辺りから注意が必要です。少し利益が出ると、人間誰もが欲を出すのです。確実に年利20%を狙えばよいのに、30%、40%と利益を増やそうとします。この欲によって大失敗する人がたくさんいるのです。
私の友人もそうでした・・・。
欲を出さずに、自分自身をしっかりとコントロールできるなら、きっと素晴らしい結果を得ることができるでしょう。これからしっかりと学んで行きましょう。
変動が大きくて危険!?
為替は変動が大きくて怖い と思っていませんか?
はい、昔は大きかったのです。
以前、日本円は米ドルに対して、1ドル360円という固定相場制をとっていました。それが、1971年のニクソンショックにより、変動相場制に変わりました。市場の取引によって、相場が変動するようになたのです。
1987年頃までの相場を見ると、確かに「為替は変動が大きくて怖い」です。
1971年 ニクソンショック
1976年 キングストン合意
1985年 プラザ合意
すべて、相場が急落しています。
しかし、1999年に新しい通貨「ユーロ」が生まれ、1ドル110円~130円の間で落ち着いています。
なぜだかわかりますか?
今までは米ドルのみが基準となっており、ドルの価値が上がれば、それ以外の通貨は下落、円が値下がりすれば、それ以外の通貨は上昇となり、大きくぶれやすかったのです。ユーロにより、相場のバランスが保たれるようになりました。これら3つの条件が一度に成り立つことになります。
ドルが上昇⇔ユーロが下落
ドルが上昇⇔豪ドルが下落
豪ドルが下落⇔ユーロが上昇
この矛盾が成り立とうとするので、結果として相場のバランスが保たれ、大きなブレが発生しないのです。これにより、為替の安定性は高まりました。
株取引との大きな違い
外貨証拠金取引(FX)には、株式取引と比較しても大きなメリットがあります。紹介しておきましょう。
1. 為替市場で価値がなくなることは無い。
株式市場では、その企業が倒産してしまった場合には、資産が無くなってしまいます。しかし、為替市場で、資産が無くなるということは非常に考えにくいです。たとえば日本円の価値がゼロであるということは、日本が破綻し国が崩壊するときです。金融波状したメキシコや韓国でさえ、通過の価値がゼロになることはありませんでした。
2. 情報を容易に入手できる。
株式市場には何百もの銘柄があります。その中で値上がりをする株を選ぶことは非常に困難であるどころか、それらの情報を集めることですら困難な場合があります。更に最新の適切な情報を持っていたとしても、その企業の取締役であっても、翌日の株価を予測するのが不可能なくらい、多くの情報に左右されています。
為替の場合は、国単位の情報を収集することになりますので、テレビのニュース、新聞、インターネット等をチェックしていれば、プロの情報収集能力と比較しても、それほど遜色ないでしょう。
3. 24時間取引が可能。
サラリーマンでもハンデなしで取引を行うことができます。
まだまだありますが、これらが大きなメリットとなります。
世界最大の金融市場!
外貨証拠金取引(FX)の行われている外国為替市場は、毎日1兆9000億ドル、多いときには3兆ドル以上のお金が動く、世界最大の市場です。日本円に換算すれば、約200兆円! 平成16年度の日本の国家予算が82兆円の、約2.5倍になります。東京証券取引所の売買額は1.5兆円ですから、比較にもなりません。
この規模の大きさが、個人投資家に非常に有利なのです。
「仕手株」という言葉を聞いたことがありますか?多くの資金を持った組織やグループが株価を操作し、差益を稼ぐことです。特に取引量の多くない株であれば、簡単に操作されます。また、大きな資産をもった機関投資家は、情報の操作をすることまであります。こんな連中に、個人投資家が勝てると思いますか?少なくとも私には無理です。
では、外国為替市場はというと、国家予算よりも大きな市場です。株式市場に対して、個人投資家が無力であったように、外国為替市場に対しては、機関投資家も無力となります。まぁ、日銀・中央銀行・政府が介入することも見受けられますが、大きな流れを作ることはできません。
そのため、個人投資家にも不利益がなく、フェアな市場で勝負ができます。相手がプロであっても、自分のやり方が間違っていなければ、負けることはありません。
スワップは毎日もらえるお小遣い
外国為替証拠金取引(FX)の面白みの一つが、毎日もらえるスワップです。スワップとは金利差のことで、外貨を購入してから売るまでの間、毎日受け取ることができます。(取引成立後2営業目から計上されることが多いです。更に、土日祝日には、当日にスワップがつかず、2~4日後にまとめて計上されます。)
スワップの金額は、取引会社や通貨、金利情勢によって異なります。1万米ドルで150円程度、1万ユーロで120円程度、1万ポンドで320円といったところでしょうか。このお金が毎日入ってきます。銀行預金がばからしくなってきますよね。
外国為替証拠金取引(FX)は売買により為替差益を狙います。しかし、レートは予想通りには動いてくれません。レートが下がって売れなくなってしまった(塩漬け)の場合でも、毎日スワップを得ながらレートの回復を待つことができます。
このスワップは、外貨預金などとは異なり、通貨を売却しなくても引き出すことが可能(*一部業者を除く)ですので、満期まで待つ必要はありません。
ただし、スワップを得ることができるのは、金利が安い通貨を売って、金利の高い通貨を買った場合のみに適用されます。逆になると、毎日スワップを支払わなければなりませんので、ご注意ください。現在の状況でしたら、日本円を売って、他の国の通貨を買えば、スワップを得ることができます。日本の金利の低さは異常です。
たかが手数料、されど
外貨証拠金取引(FX)をすれば、大きな金額が動きます。大きな利益を得ることもできます。かといって、決してあなどることができないのが、手数料です。
FXにかかる手数料は、往復で0.1円程度が平均でしょうか。中には手数料無料という会社も増えてきました。一方、外貨預金の場合は、米ドルで2円、豪ドルで5円です。米ドルなら2円以上、豪ドルなら5円以上高くならなければ、為替差益が得られないということになります。
取引で3円(そう簡単に得られるものではありません)の為替差益を得た場合の、損益を見てみましょう。

1万ドルの外貨預金では、3万円以上あるはずの利益が、1万円になってしまいました。
1万豪ドルの場合ですと、3万円の利益を得たはずなのに、-2万円です!!
このように、外貨預金では手数料が大きくのしかかってきますが、FXではわずかにレートが動くだけで利益を得ることができます。外貨預金で為替差益を得るために頻繁に取引するなんて考えれれませんね。
眠らない市場
外貨証拠金取引(FX)の利点は他にもあります。FXなら、24時間いつでも取引できるのです。為替は刻々と変化していきます。FXなら好きなときに買って、好きなときに売ることができます。
一方、銀行の営業時間しか売買ができない外貨預金では、自分で売買のタイミングを選べません。絶好のタイミングの逃してしまうばかりでなく、損を被る可能性もあります。
外貨証拠金取引(FX)は世界の銀行間で取引されます。そこには時間指定が無く、24時間取引がされています。
外貨預金は、銀行と個人の間で行われます。レートは1日1回公示され、変化しません。海外旅行に行くときに、空港などにある両替所へ行った経験がある人も多いと思います。両替所のレートが変化しないのは、この公示レートを用いているからです。
24時間取引されているのであれば、サラリーマンも帰宅後に取引することができます。日中は仕事に集中できますね。為替が最も動く時間帯は日本時間の夜10時ごろです。私もこの時間の値動きを確認し、寝る前に売買することが多いです。
満期のリスク
満期のある外貨預金と、満期のない外貨証拠金取引(FX)を比較してみましょう。
まず、満期のある外貨預金の場合、購入した通貨が値上がりし、いくら含み益が増えても、満期まで決済することができません。満期を待っている間に、通貨価値が下がり、為替差益を失ったり、損失を被る可能性もあります。
一方、満期のない外貨証拠金取引(FX)の場合は、値上がりしたポイントを逃さずに、いつでも決済することができます。仮に、通貨価値が下がり、損失が出ている場合は、そのまま保有するという手段をとることもできます。
通貨価値は、国が破綻しない限りはなくなりません。スワップの差益が出る売買をしておけば、保有期間中も毎日スワップポイントを得ることができます。これが、プロにはできない「時間を味方にする」取引です。
諸刃の剣 レバレッジ
外貨証拠金取引(FX)の最大の特徴が、レバレッジです。レバレッジは、「テコ」の意味で、10万円しか元手がなくても、10倍(100万円)や、100倍(1000万円)の取引が可能になります。資金がすくなくとも、大きなお金を動かし一角千金を狙うことが可能となりますが、一方で大きな損失を出す可能性も高まります。まさに諸刃の剣です。
FXでは元金以上の損失を出すことはありません。レバレッジをあげすぎると、「時間を味方につける」ことが難しくなり、素人である利点を活用し難くなります。
このレバレッジをうまくコントロールすることが、たいへん重要になります。これから様々な取引方法を紹介していきますので、自分に合ったものを見つけるとともに、いくつかの取引を組み合わせて、リスクを最小限におさえる方法を身につけていきましょう。
レバレッジ・・・業者のメリットは?
このような質問を受けました。
「レバレッジって、FX業者が十分なお金を預からずに通貨の取引をするんでしょ。何でそんなリスクを負うようなことをするの?業者にメリットはあるの?」
なかなか、するどい質問です。こういう疑問がわくということは、このサイトの説明を十分に理解しているということですね。
では、お答えします。レバレッジは、FX業者にリスクは全く無く、むしろ利益を増やすおいしい仕組みなのです。その仕組みをご説明しましょう。
まず、FXの業者はどうやって利益を得ているのでしょうか?
そう、取引時に発生する手数料です。最近では、手数料無料という業者も増えましたが、そういう業者もスプリットで利益を得ています。更に、毎日もらえるスワップポイント。実は、これも手数料が差し引かれています。スプリットもスワップも呼び方は異なりますが、手数料の一種なのです。
では、たくさん手数料をもらうためには、どうすればよいでしょうか?
簡単ですね。たくさん取引をしてもらえばよいのです。レバレッジ制度を導入して、トレーダーの取引量を3倍、5倍(レバレッジが3倍、5倍と同じことですね)の取引をしてもらえば、手数料も3倍、5倍というわけです。
たくさん取引をしてもらうため、FX業者にとってレバレッジは、とても有効なものなのです。そして、自分達のリスクをなくす為に、証拠金としてお金を要求するのです。為替損益もスワップポイントのマイナス分も、全て証拠金から差し引かれます。そして、証拠金でまかなえなくなると、自分達に損害が及ぶ前に、強制決済するのです。
実はレバレッジというのは、トレーダーよりも業者に有益な仕組みなのです。
理解できました???
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